小さな工夫
スプリントカテーテルの誘導針
加藤 正和
1
,
鈴木 騏一
2
1仙台社会保険病院泌尿器科
2東北大学医学部泌尿器科学教室
pp.762
発行日 1973年9月20日
Published Date 1973/9/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413201679
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膀胱部分切除術を行なう場合,腫瘍の好発部位が三角部周辺にあることから,東北大泌尿器科における成績では約75%の例が尿管膀胱新吻合術を要している。
この場合にスプリントカテーテルを尿管内に留置し,これを膀胱壁を貫き,かつ腹壁を通して体外へ導くわけであるが,この操作を簡単に手際良く行ないたいと思つて,第1図に示すような誘導針を作成したところ,極めて便利であるので紹介する。
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