文献抄録
TURと凍結療法併用による前立腺治療
pp.820
発行日 1971年10月20日
Published Date 1971/10/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413201243
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前立腺腫治療に対する凍結療法は壊死組織の除去が大きな問題であり,一方経尿道的腺腫切除はその手技の困難さ,出血の問題などそれぞれに長所と短所があるが,著者らはこの両者を併用して治療を施行してその臨床知見について述べている。
まず成犬を用いてその前立腺を凍結してから切除(ジアテルミー)する方法と,その逆に前立腺を切除してから凍結する方法について比較検討している。その結果は後者の方が処置時間も出血も少ないことを知り,この方法を100例の臨症例に応用した。
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