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特集 泌尿器科で起きる患者の急変―なにを考え,どのように対応するか!
Ⅳ.手術後に起きる急変
開腹手術・腹腔鏡手術後の初回歩行時に,患者が呼吸困難および胸痛を訴えだした。
A patient experienced acute dyspnea and chest pain at first postoperative walking after a open or laparoscopic surgery
畠山 真吾
1
,
得居 範子
1
,
斎藤 淳一
2
Shingo Hatakeyama
1
,
Noriko Tokui
1
,
Junichi Saito
2
1弘前大学大学院医学研究科泌尿器科学講座
2弘前大学大学院医学研究科麻酔科学講座
キーワード:
静脈血栓塞栓症
,
肺血栓塞栓症
,
深部静脈血栓症
Keyword:
静脈血栓塞栓症
,
肺血栓塞栓症
,
深部静脈血栓症
pp.685-687
発行日 2014年8月20日
Published Date 2014/8/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413103661
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Point
●術後の初回歩行時に患者が呼吸困難および胸痛を訴えた場合,術後の肺血栓塞栓症(pulmonary thromboembolism:PTE)を考える必要がある。PTEは時に致死的となるため,予防策,術前リスク評価,発症時の対処法に周知しておく必要がある。
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