Japanese
English
特集 アンチエイジング医学と泌尿器科
抗加齢医学が指向するもの―抗加齢医学とはなにか
Future direction of the anti-aging medicine
川島 素子
1
,
坪田 一男
1,2
Motoko Kawashima
1
,
Kazuo Tsubota
1,2
1慶應義塾大学医学部眼科学教室
2日本抗加齢医学会
キーワード:
抗加齢
,
老化
,
予防医学
Keyword:
抗加齢
,
老化
,
予防医学
pp.1019-1022
発行日 2013年12月20日
Published Date 2013/12/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413103383
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
- 参考文献 Reference
要旨 日本の医療費は37兆円に達し,病気になってから治療するというこれまでの対策だけでは国民の健康はもとより経済をも維持できないことは明白であり,予防医学への注目がますます高まっている。なかでも加齢に焦点をあてた抗加齢医学(アンチエイジング医学)は,超高齢社会を迎える日本にとって最も期待されるアプローチといっても過言ではない。“サイエンスをベースにアンチエイジングの医学を楽しくごきげんに学ぶ! 実践する!”というアンチエイジング医学が日本の未来社会にとって非常に大きな価値を持つものと認識し,加齢という生物学的プロセスに科学的根拠のもと,積極的・予防的に介入して,「健康長寿」を実現することを目指す。
Copyright © 2013, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.