特集 良性・悪性の鑑別に迷う泌尿器病変ラインアップ
企画にあたって
大家 基嗣
1
1慶應義塾大学医学部泌尿器科学教室
pp.833
発行日 2013年10月20日
Published Date 2013/10/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413103335
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泌尿器疾患の診断から治療までを私たち泌尿器科医は担当しなければなりません。診断において画像検査のウエイトが高いのが,泌尿器疾患の特徴と言えます。知識を共有しながら正確な診断を目指すために,カンファレンスを放射線診断科の医師と合同で行うことは大学病院や基幹病院では普通のこととなってきた気がします。
本特集は「良性・悪性の鑑別に迷う泌尿器病変ラインナップ」です。病変があることは画像でわかった。診断が自明のものは,治療を速やかに行えばよいのですが,診断に迷う場合,どういう鑑別疾患があるかを考えなければなりません。このときの疑問が「この病変は良性なのか,悪性なのか」だと思います。
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