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特集 泌尿器科ベッドサイドマニュアル
Ⅱ ベッドサイド処置の実際
012 栄養管理
Management of nutrition
麦谷 荘一
1
Soichi Mugiya
1
1浜松医科大学泌尿器科
pp.71-75
発行日 2012年4月5日
Published Date 2012/4/5
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413102670
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[1]はじめに
食事によって栄養必要量が満たされない患者に栄養療法が適応となる。栄養不良では,感染,創傷治癒遅延,褥瘡などの合併症が増加し,さらにはQOLの低下や入院期間の延長をもたらす。したがって栄養管理を行うことにより,治療に対する耐容能の改善,術後合併症の減少,感染リスクの軽減,入院期間の短縮などが期待できる。
栄養療法には経腸栄養法と静脈栄養法がある。本項では,経腸栄養・静脈栄養の適応と禁忌,利点と欠点について概説する1~3)。
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