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特集 こんなときどうする!?―泌尿器科手術のトラブル対処法
Ⅰ 尿路内視鏡手術
■経尿道的尿管砕石術(TUL)
012 抽石にかなりの時間がかかりそうだ
最上 徹
1
Tohru Mogami
1
1菰野厚生病院泌尿器科
pp.45-47
発行日 2011年4月5日
Published Date 2011/4/5
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413102257
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Q TULを開始した症例。レーザー砕石後に抽石する予定であるが,抽石に手術時間の大半を費やしてしまうことが予想される。時間短縮のための工夫はないか。
[1]概 説
経尿道的尿管結石砕石術(TUL)の目的は,低侵襲に結石の摘出を完全に行うことである。TULに代表される尿路内視鏡手術は,解剖学的に存在する尿路を経由し,尿路の破綻なく安全に手術を終了することが重要である。しかし,結石そのものの大きさや結石末しょう側の結石ポリープの存在が手術操作の妨げとなり,砕石や抽石に時間がかかる症例にしばしば遭遇する。
時間短縮のために画期的な解決策は少ない。必要な手術器械の準備と,器械それぞれの特徴に対する十分な理解こそが時間短縮につながる。
筆者は,術中一期的に完全抽石困難と考えられた場合,重大な合併症が発生する前に尿管ステントを留置しセカンドTULという選択肢もあると留意している。

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