書評
「レジデントのための血液透析患者マネジメント」―門川俊明 著
藤田 芳郎
1
1中部ろうさい病院・リウマチ・膠原病科
pp.113
発行日 2012年2月20日
Published Date 2012/2/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413102608
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私事で恐縮だが,私が透析医療にかかわり始めた25年前には慢性血液透析を受けている方は7万人余りであった。しかし,その後うなぎ登りに増加し,現在は30万人近くとなった。慢性血液透析患者さんとかかわっている医療者は,専門非専門にかかわらずますます増加していると考えられる。さらに,血液透析機器は慢性以外にも用いられ,今日も全国のICUで使用されているであろう。
もしあなたが,初めて透析室の当番医を頼まれたとしたらどうしたらよいだろうか? 本書を前もって読むことをぜひお薦めしたい。実践的でわかりやすく読みやすい待望の書である。
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