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セミナー 泌尿器科医に必要なPET検査の知識―有用性と問題点・6
精巣腫瘍とPET検査
Testicular tumor and PET study
佐澤 陽
1
,
篠原 信雄
1
,
安部 崇重
1
,
丸山 覚
1
,
野々村 克也
1
Ataru Sazawa
1
,
Nobuo Shinohara
1
,
Takashige Abe
1
,
Satoru Maruyama
1
,
Katsuya Nonomura
1
1北海道大学大学院医学研究科腎泌尿器外科学分野
キーワード:
精巣腫瘍
,
PET
,
診断
Keyword:
精巣腫瘍
,
PET
,
診断
pp.297-302
発行日 2011年4月20日
Published Date 2011/4/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413102376
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要約 精巣腫瘍においては,治療前の正確な病期診断および化学療法後のviable細胞の有無評価がその後の治療を考えるうえで必要となる。正確な病期診断の点では,小病変の検出の観点からPETの有用性はCTを上回る結果は得られていない。治療後の残存病変でのviable細胞の評価については,非セミノーマ症例ではmature teratomaでは集積しないため有用性が示されていない。一方,セミノーマ症例では残存病変のviable細胞の評価において有用性が示されている。
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