書評
「細胞診セルフアセスメント(増補版)」―坂本穆彦,都竹正文 編/坂本穆彦,都竹正文,古田則行,星 利良 著
福田 利夫
1
1群馬大学・応用検査学
pp.14
発行日 2009年1月20日
Published Date 2009/1/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413101629
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本書の初版は1998年に発刊されています。たかが10年前と思われますが,本書の姉妹書にあたる『細胞診を学ぶ人のために』の初版から約8年後のことです。『細胞診を学ぶ人のために』は病理組織学と細胞診断学とを有機的に結び付け,わかりやすく解説した教科書として,国内で細胞診を“学ぶ”人たちの新しいスタイルの教科書として好評を持って迎えられ,15年間に3回の改訂が行われて現在の4版に至っています。
本書『細胞診セルフアセスメント 増補版』は細胞診の知識の習得度を自分で確認するための設問集という形態をとっており,『細胞診を学ぶ人のために』で学んだ知識を実際の症例と問題を用いて確認できるように五肢択一式の画像スライド問題と学科問題の2部で構成されています。
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