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セミナー ここまできたトランスレーショナルリサーチ・4
前立腺癌に対するテーラーメイドワクチンの開発
Development of personalized peptide vaccination for prostate cancer patients
野口 正典
1
,
伊東 恭悟
2
Masanori Noguchi
1
,
Kyogo Itoh
2
1久留米大学医学部泌尿器科学教室
2久留米大学医学部免疫学教室
キーワード:
前立腺癌
,
ペプチドワクチン
,
探索的臨床試験
Keyword:
前立腺癌
,
ペプチドワクチン
,
探索的臨床試験
pp.683-688
発行日 2008年8月20日
Published Date 2008/8/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413101552
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要約:HLA-クラスⅠ抗原に提示される8~10個のアミノ酸からなるペプチドは,生体の特異免疫を担当するキラーT細胞によって抗原として認識される。すなわち,宿主免疫担当細胞において,細胞性免疫はHLA拘束性かつ抗原ペプチド特異的に癌細胞を認識し,それを攻撃し,癌拒絶に重要な役割を有している。癌特異的免疫療法として前立腺癌患者に行っているテーラーメイドワクチンのトランスレーショナルリサーチの概要ならびに創薬化について述べる。
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