Japanese
English
セミナー 消毒と感染予防 3
手術室および病棟での手洗い法
Hand washing in an operating room and a ward
斎藤 誠一
1
Seiichi Saito
1
1東北大学大学院医科学系専攻・泌尿器科学分野
キーワード:
院内感染
,
ユニバーサルプレコーション
,
手洗い
Keyword:
院内感染
,
ユニバーサルプレコーション
,
手洗い
pp.907-913
発行日 2003年10月20日
Published Date 2003/10/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413101193
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手洗いは,院内感染対策の基礎となるユニバーサルプレコーションの一環として,最も基本的でかつ重要な位置を占める。その目的は,手指から有害な微生物を取り除くことであり,結果的に1)患者を手指を介した交差感染から守ること,2)医療従事者の職務感染を防ぐことに通じる。感染リスクの高低,感染経路別予防対策に応じて,日常的手洗い,衛生的手洗い,手術時手洗いを実施するべきであり,処置前後の手洗いを原則とする。
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