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特集 泌尿器科体腔鏡下手術を安全に行うために
後腹膜リンパ節郭清術を安全に行うために
Extraperitoneoscopic retroperitoneal lymph node dissection after chemotherapy for advanced testicular carcinoma
川端 岳
1
,
原 勲
2
Gaku Kawabata
1
,
Isao Hara
2
1関西労災病院泌尿器科
2神戸大学大学院医学系研究科器官治療医学講座腎泌尿器科学分野
キーワード:
後腹膜リンパ節郭清
,
後腹膜鏡下手術
,
精巣腫瘍
Keyword:
後腹膜リンパ節郭清
,
後腹膜鏡下手術
,
精巣腫瘍
pp.671-677
発行日 2005年8月20日
Published Date 2005/8/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413100375
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要旨 泌尿器科領域における体腔鏡下手術は腎癌,腎盂尿管癌などの悪性腫瘍に対して現在では標準術式の一つとして確立されているが,手術機器や技術の進歩に伴い精巣腫瘍に対しても適応が拡大されつつある。進行性精巣腫瘍に対する化学療法後症例での本法は,集学的治療の一環として重要な治療手段であるが,従来法は切開創が大きく侵襲性の高い術式であった。われわれは,後腹膜鏡下に本法を行っているため,手術手技上のポイントと合併症対策などについて述べる。
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