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手術手技 基本手技・24
精巣腫瘍の後腹膜リンパ節郭清術
Retroperitoneal Lymph Node Dissection for Testicular Tumor
平川 真治
1
,
應儀 成二
2
Shinji Hirakawa
1
,
Shigetsugu Ohgi
2
1鳥取大学医学部泌尿器科
2鳥取大学医学部第2外科
キーワード:
精巣腫瘍
,
後腹膜リンパ節郭清術
,
射精機能温存
Keyword:
精巣腫瘍
,
後腹膜リンパ節郭清術
,
射精機能温存
pp.1001-1009
発行日 2000年12月20日
Published Date 2000/12/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413903104
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精巣腫瘍に対し化学療法が著効を示す現在でも,後腹膜リンパ節郭清術(RPLND)はその治療上重要な位置を占めている。従来より行われてきた広範囲に両側の後腹膜リンパ節を郭清するradical RPLNDでは術後に射精障害が発生するので,この合併症の防止のため射精機能温存術式(modified RPLNDと神経温存RPLND)が考案された。本稿では,この射精機能温存術式を中心に,RPLNDの要点ならびに注意点について述べた。
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