Japanese
English
特集 泌尿器腫瘍の機能温存手術―知っておくべき適応と限界
〈前立腺・生殖器〉
後腹膜リンパ節郭清(RPLND)
Retroperitoneal lymph node dissection
山下 慎一
1
,
小山 淳太朗
1
,
伊藤 明宏
1
Shinichi Yamashita
1
,
Juntaro Koyama
1
,
Akihiro Ito
1
1東北大学大学院医学系研究科泌尿器科学分野
キーワード:
精巣腫瘍
,
後腹膜リンパ節郭清
,
RPLND
,
射精障害
Keyword:
精巣腫瘍
,
後腹膜リンパ節郭清
,
RPLND
,
射精障害
pp.692-695
発行日 2020年8月20日
Published Date 2020/8/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413207002
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▶ポイント
・後腹膜リンパ節郭清(RPLND)は,精巣腫瘍の診療において重要な役割を担っている.
・後腹膜リンパ節転移を有する精巣腫瘍の治療は化学療法が基本で,化学療法後に腫瘍マーカーが正常化し腫瘍が残存した場合には,RPLNDで残存腫瘍を摘除する.
・RPLNDでは,射精に関与する神経をできる限り温存する.
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