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特集 泌尿器科体腔鏡下手術を安全に行うために
泌尿器科体腔鏡下手術を安全に行うための基本操作
Basic techniques for safe performance of urological laparoscopic surgery
松田 公志
1
Tadashi Matsuda
1
1関西医科大学泌尿器科
キーワード:
腹腔鏡
,
基本手技
,
安全
Keyword:
腹腔鏡
,
基本手技
,
安全
pp.623-628
発行日 2005年8月20日
Published Date 2005/8/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413100368
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要旨 泌尿器腹腔鏡手術を安全に遂行するためには,各種止血器具やクリップの適切な使用法,適切なポート位置の選択と安全な挿入法,術者と内視鏡係の良い連携,両手を用いた手術操作,状況に応じた適切な手術器具の選択などについて基本的な理解と修練が求められる。特に避けるべき手術操作として,膵尾部などに鉗子の先端が食い込むような操作,腸管を通常の把持鉗子で把持すること,腸管や横隔膜周辺での電気凝固の使用,剝離不十分な血管のクリッピング,超音波メスの先端を組織の中に埋もれさせて使うことなどが挙げられる。
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