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手術手技 泌尿器科 体腔鏡下手術 11
非触知精巣の診断と治療―体腔鏡下手術の役割
Diagnostic and therapeutic role of laparoscopy in non- palpable testis
柿崎 秀宏
1
,
柴田 隆
1
,
守屋 仁彦
1
,
森田 研
1
,
原林 透
1
,
野々村 克也
1
Hidehiro Kakizaki
1
,
Takashi Shibata
1
,
Kimihiko Moriya
1
,
Ken Morita
1
,
Toru Harabayashi
1
,
Katsuya Nonomura
1
1北海道大学大学院医学研究科腎泌尿器科学分野
キーワード:
非触知精巣
,
腹腔鏡
,
精巣固定術
Keyword:
非触知精巣
,
腹腔鏡
,
精巣固定術
pp.1045-1053
発行日 2003年12月20日
Published Date 2003/12/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413100993
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非触知精巣の部位診断において,腹腔鏡は有用な情報を提供する。精巣欠如の場合には,腹腔鏡による観察のみでよく,それ以上の検索は不要である。また腹腔鏡手術は非触知精巣の治療においてもきわめて有用なオプションであり,腹腔内精巣に対する腹腔鏡下精巣固定術は開放手術よりも長期成績が良好であることが示唆されている。今後,非触知精巣の診断と治療において腹腔鏡手術が標準術式となるかどうかは,cost-effectivenessの観点からも検討される必要がある。
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