特集 ここが聞きたい―泌尿器科検査ベストプラクティス
H.超音波診断法
■各種の走査法
【経皮的走査法,体腔内走査法】
73.経皮的走査法,経直腸的走査法,経尿道的走査法のポイントおよび注意点について教えて下さい。
西村 憲二
1
1兵庫県立西宮病院泌尿器科
pp.256-259
発行日 2006年4月5日
Published Date 2006/4/5
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413100120
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1 はじめに
超音波検査は非侵襲的であり,簡便に実施できる有用な検査法である。その走査法には皮膚表面にプローべを当てて行う経皮的走査法や体腔内にプローべを挿入して行う体腔内走査法があり,用途に応じて使い分けられている。泌尿器科では膀胱や前立腺において経皮的,経直腸的,経尿道的走査法が行われているが,それぞれ長所,短所があり,その特徴をよく理解して施行する必要がある。本稿では膀胱,前立腺の病変を中心にこれら走査法のポイントや注意点に関して考察する。
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