交見室
頻回のカテーテル閉塞でお悩みの先生方へ
神保 進
1
1有馬クリニック
pp.81
発行日 2006年1月20日
Published Date 2006/1/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413100017
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最近の高齢化社会において,様々な理由で仕方なく,排尿管理目的のカテーテルを留置されている患者群が,泌尿器科領域に留まらず介護領域でも増加しているように思われます。そのような患者群の中で,特別な原因もなく,頻回にカテーテル閉塞が起こってしまう症例には,現場の泌尿器科医はかなり悩まされており,様々な工夫をしているのが現状だと思います。
小生は,農山村で泌尿器科専門の診療所を営んで13年になりますが,小生とて例外でなく,カテーテル閉塞で患者さんが苦しがっているとか,苦しいうえに発熱もあるなどと連絡を受けると,たとえ深夜でも診察を余儀なくされております。
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