Japanese
English
症例報告
塩酸ミノサイクリンが奏効した融合性細網状乳頭腫症の1例
A case of papillomatose confluente et réticulée successfully treated with minocycline
森 香苗
1
,
児島 壮一
1
,
野崎 重之
1
Kanae MORI
1
,
Soichi KOJIMA
1
,
Shigeyuki NOZAKI
1
1公立昭和病院皮膚科
1Department of Dermatology, Showa General Hospital
キーワード:
融合性細網状乳頭腫症
,
塩酸ミノサイクリン
Keyword:
融合性細網状乳頭腫症
,
塩酸ミノサイクリン
pp.222-224
発行日 2002年3月1日
Published Date 2002/3/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1412903868
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融合性細網状乳頭腫症(PCR)の19歳,男性.皮疹の分布範囲が広く,臀部,下肢にまで皮疹をみた.肥満,糖尿病などの内分泌疾患の合併はなかった.塩酸ミノサイクリンの内服にて皮疹は急速に消退し,従来報告されているように,その有効性が確かめられた.PCRの病因や塩酸ミノサイクリンの効果について考察を加えて報告する.
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