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特集 皮膚真菌症の新しい治療戦略
臨床研究
爪白癬に対するイトラコナゾール50mg/日連続服用の臨床効果
Efficacy of continuous therapy (50 mg/day) for tinea unguium
芝木 秀臣
1
Hideomi SHIBAKI
1
1芝木皮膚科医院
1Shibaki Dermatology Clinic
pp.35-40
発行日 2001年12月10日
Published Date 2001/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1412903781
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はじめに
爪白癬の治療でイトラコナゾールの間欠療法の有効性について多数の報告1,5)があるが,厚生省が定めた保険医療養担当規則では「(爪白癬を含む)表在性皮膚真菌症では50〜100mgを1日1回食直後に経口投与する」と規定され,間欠療法は認められていない.
爪白癬に1日1回50mg毎日連続6か月間の内服治療を試み,有効性を検討したので報告する.
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