Japanese
English
症例報告
足底に生じたいわゆる皮膚混合腫瘍
A case of so-called mixed tumor of the skin on the sole
小宅 慎一
1
,
上野 孝
1
,
神保 好夫
1
,
大井 綱郎
2
Shinichi OYAKE
1
,
Takashi UENO
1
,
Yoshio JINBOU
1
,
Tsunao OHI
2
1佼成病院形成外科
2東京医科大学皮膚科学教室
1Division of Plastic Surgery, Kosei Hospital
2Department of Dermatology, Tokyo Medical University
キーワード:
いわゆる皮膚混合腫瘍
,
足底
Keyword:
いわゆる皮膚混合腫瘍
,
足底
pp.973-975
発行日 2001年11月1日
Published Date 2001/11/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1412903744
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20歳,男性.初診の約8年前より左足底に自覚症状を欠く隆起性皮疹が出現し,徐々に拡大したため切除を希望され当科を受診した.局所麻酔下に病変部を全摘した.病変部は腫瘍細胞が充実性に増殖する部分,管状構造を示す部分と粘液の沈着する部分が混在し,組織学的所見よりいわゆる皮膚混合腫瘍と診断した.足底発症のいわゆる皮膚混合腫瘍は極めて稀であると思われ報告した.
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