Japanese
English
治療
ロキシスロマイシンが有効と思われた融合性細網状乳頭腫症の1例
A case of confluent and reticulated papillomatosis responsive to roxithromycin
小松 威彦
1
,
石丸 咲恵
1
,
山本 卓
1
,
北村 啓次郎
1
Takehiko KOMATSU
1
,
Sakie ISHIMARU
1
,
Takashi YAMAMOTO
1
,
Keijiro KITAMURA
1
1埼玉医科大学総合医療センター皮膚科
1Department of Dermatology, Saitama Medical Center, Saitama Medical School
キーワード:
融合性細網状乳頭腫症
,
ロキシスロマイシン
,
マクロライド
Keyword:
融合性細網状乳頭腫症
,
ロキシスロマイシン
,
マクロライド
pp.179-182
発行日 2001年2月1日
Published Date 2001/2/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1412903483
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
偶然にロキシスロマイシン(RXM)を投与し,有効と思われた融合性細網状乳頭腫症を経験した.症例は15歳,女性.3年間持続した皮疹のため当科を受診したが,生検後,皮疹が軽快していることに気がついた.試みに生検時に投与したRXM(ルリッド®)を再開したところ,速やかに,完全に消失した.その後2回の再発時も同様であり,RXMが奏効した可能性が考えられた.
Copyright © 2001, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.