Japanese
English
臨床統計
静脈うっ滞性下腿潰瘍の結紮硬化療法—入院期間,医療費からの検証
Evaluation of the ligation and sclerotherapy on stasis ulcers from cost-benefit analysis
椛島 健治
1
,
高橋 健造
1
,
是枝 哲
1
,
田中 俊宏
1
,
宮地 良樹
1
Kenji KABASHIMA
1
,
Kenzo TAKAHASHI
1
,
Satoshi KORE-EDA
1
,
Toshihiro TANAKA
1
,
Yoshiki MIYACHI
1
1京都大学大学院医学研究科臨床器官病態学講座皮膚病態学教室
1Department of Dermatology, Graduate School of Medicine, Kyoto University
キーワード:
下膿潰瘍
,
静脈うっ滞性潰瘍
,
結紮硬化療法
,
医療費
,
入院期間
Keyword:
下膿潰瘍
,
静脈うっ滞性潰瘍
,
結紮硬化療法
,
医療費
,
入院期間
pp.205-207
発行日 2000年3月1日
Published Date 2000/3/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1412903147
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1995年から1998年までの4年間に京都大学附属病院皮膚科にて入院加療を要した静脈うっ滞性下腿潰瘍患者8例について検討した.患者は入院までに長期の潰瘍罹病期間を有していたが,その多くは結紮硬化療法の適応があり,これにより入院期間が短縮されることが示された.潰瘍治療の選択肢に結紮硬化療法を積極的に採用していくことが入院期間の短縮および経済負担・医療費の軽減のうえで重要であることが示された.
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