Japanese
English
カラーアトラス
軟骨母斑
A case of naevus cartilagineus
山本 俊幸
1,2
,
古瀬 善朗
1
Toshiyuki YAMAMOTO
1,2
,
Yoshiro FURUSE
1
1桐生厚生総合病院皮膚科
2東京医科歯科大学医学部皮膚科学教室
1Division of Dermatology, Kiryu Kosei General Hospital
キーワード:
軟骨母斑
Keyword:
軟骨母斑
pp.6-7
発行日 1994年1月1日
Published Date 1994/1/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1412901088
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患者 33歳,男性
初診 昭和56年6月23日
現病歴 生下時より前頸部に自覚症状を欠く皮疹が存在していたという.放置していたが,今回切除目的で来院した.
現症 左前頸部に,上下に連なって半球状ないし角状に隆起する小豆大の2個の正常皮膚色の結節を認める(図1,2).触れると上方の結節は軟らかいが,下方の結節は軟骨様硬で,この軟骨様硬結は皮下にまで続いて認められるが,下床とは可動性を有した.
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