Japanese
English
症例報告
限局性被角血管腫の2例
Two Cases of Angiokeratoma Circumscriptum
横井 克憲
1
,
橋田 直久
1
,
四ツ柳 高敏
1
,
沢田 幸正
1
,
菅原 光雄
1
Katsunori YOKOI
1
,
Naohisa HASHIDA
1
,
Takatoshi YOTSUYANAGI
1
,
Yukimasa SAWADA
1
,
Mitsuo SUGAWARA
1
1弘前大学医学部形成外科学教室
1Department of Plastic and Reconstructive Surgery, Hirosaki University School of Medicine
キーワード:
被角血管腫
,
皮下腫瘍
,
再発
Keyword:
被角血管腫
,
皮下腫瘍
,
再発
pp.279-282
発行日 1993年3月1日
Published Date 1993/3/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1412900840
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症例1;8歳女児,左膝内側,および症例2;20歳男性,右膝窩に発生した限局性被角血管腫の2例を報告した.症例2においては15歳時に某医にて切除されたことがあり再発したものと考えられた.2例とも皮下脂肪層深くにまで拡張血管が存在し,筋膜上までの切除を要した.本症は他の被角血管腫と異なり,病巣が皮下深部にまで及ぶことがあるため,十分な切除が必要であり治療上留意すべき疾患と考えられる.
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