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増刊号特集 最近のトピックス2018 Clinical Dermatology 2018
5.皮膚科医のための臨床トピックス
シワ改善の新規効能を取得した医薬部外品の登場とその経緯
A history of the birth of new anti-wrinkle quasi drugs
川島 眞
1
Makoto KAWASHIMA
1
1東京女子医科大学皮膚科
1Department of Dermatology, Tokyo Women's Medical University, Tokyo, Japan
キーワード:
抗シワ化粧品
,
医薬部外品
,
化粧品機能評価法ガイドライン
,
日本香粧品学会
Keyword:
抗シワ化粧品
,
医薬部外品
,
化粧品機能評価法ガイドライン
,
日本香粧品学会
pp.181-183
発行日 2018年4月10日
Published Date 2018/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1412205424
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summary
2017年にシワ改善を謳う医薬部外品が登場した.1980年に姿を消してから実に35年以上の空白期間を経たうえでの復活であった.この効能の取得には,日本香粧品学会で策定した化粧品機能評価法ガイドラインの存在が大きかった.それまで業界各社が独自の基準で行っていた化粧品の効能評価に統一基準を導入したものである.その策定に協働した皮膚科医と化粧品研究者の努力が結実した結果であった.
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