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特集 最近のトピックス 2006 Clinical Dermatology 2006
5. 皮膚科医のための臨床トピックス
機能性化粧品の現状
Present state of functional cosmetics in Japan
川島 眞
1
Makoto KAWASHIMA
1
1東京女子医科大学皮膚科学教室
1Department of Dermatology, Tokyo Women's Medical University
キーワード:
機能性化粧品
,
評価法
,
化粧品
,
医薬部外品
Keyword:
機能性化粧品
,
評価法
,
化粧品
,
医薬部外品
pp.166-168
発行日 2006年4月1日
Published Date 2006/4/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1412100613
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要約 日本香粧品学会において,化粧品機能評価法検討委員会が設置され,抗老化(シワ改善)剤,美白剤,サンスクリーン剤そして安全性について,各専門委員会での検討が行われ,評価法の案が作成された.これまでの化粧品の有効性評価法と異なり,プラセボを対照として二重遮へい法にて客観的な基準で有効性を証明することを要求している.近い将来,これらの評価基準をクリアした製品が,機能性化粧品という新たなジャンルの化粧品として,これまでの効能表現を越えて,予防のみではなく改善効果を謳って登場してくることが期待される.
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