マイオピニオン
論文を書くことについて
角田 孝彦
1
Takahiko TSUNODA
1
1山形市立病院済生館皮膚科
pp.10-11
発行日 2016年1月1日
Published Date 2016/1/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1412204631
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1. 何のために論文を書くのだろうか
以前に東北大学の田上八朗先生から,田上先生が東北大の教授になるとき,当時の石田名香雄学長から「病棟は空にしてもいいから毎年英語の論文を10以上書いてください」と言われ驚いたが,なんとか毎年10以上書くことができたと伺い,さすが田上先生だなと思ったことがある.
昨年の春の学会で北海道大学の皮膚科では英語の研究論文が年に50出ている,福島医科大学の皮膚科では臨床の英語論文が年に50出ているとお聞きして,時代が変わったなと感じた.
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