印象記
第87回日本皮膚科学会印象記
谷口 滋
1
,
高田 実
1
1金沢大学皮膚科学教室
pp.772-775
発行日 1988年8月1日
Published Date 1988/8/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1412203951
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第87回日本皮膚科学会総会および学術大会は昭和63年4月1〜3日の3日間,熊本大学皮膚科・荒尾龍喜教授を会頭に,また,中村家政名誉教授を名誉会頭として白川河畔の熊本市ニュースカイホテルで開催された.約1,600人の参加者があり,1日目の午前には会頭によるプレジデンシャル・アドレス,国際皮膚科学交換講座(土肥記念講演),皆見賞受賞記念講演が行われた.午後より7つの会場に分かれて特別講演(4席),招請講演(4席),教育講演(10席),ワークショップ3(33題),シンポジウム2(16題),CPC 12題と文字通り盛り沢山の企画と,一般演題スライド供覧,学術展示を合わせて330題を上回る発表が行われた.7会場とも同じホテル内にあり,会場間の移動は容易であった.企画されたものを中心に見聞したが,各種講演,シンポジウム,ワークショップが3つの会場で同時に進行することが多く,どちらの会場に行くか迷うこともしばしばであった.したがって,一人ではとても全体の印象を記すことは不可能であり,二人の印象を合わせて述べさせて頂きたい.
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