印象記
第119回日本皮膚科学会総会印象記
前川 武雄
1
,
大槻 マミ太郎
1
1自治医科大学皮膚科
pp.832-835
発行日 2020年9月1日
Published Date 2020/9/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1412206168
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
第119回日本皮膚科学会総会が慶應義塾大学医学部皮膚科学教室 天谷雅行教授を会頭に2020年6月4日(木)から4日間,皮膚科学会としては初となるWEB開催として行われた.日本皮膚科学会総会(以下,総会)は第111回総会より京都と横浜での交互開催にて行われてきたが,第116回総会が仙台,第117回総会が広島,第118回総会が名古屋と,3年間主管校現地開催が続いていた.第119回総会は4年ぶりに交互開催に戻り,京都での開催が予定されていたが,新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の世界的な流行に伴い,総会としては初のWEB開催となった.残念ながら特別招聘講演,Lectures in English,異分野特別講演など,本学会の目玉企画とも言える内容が一部中止にはなってしまったが,約8割のプログラムが予定通り開催され,参加者は5,000人を超え,WEB開催にもかかわらずきわめて盛会に開催された.
Copyright © 2020, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.