これすぽんでんす
繁益弘志氏へ
小林 衣子
1
1札幌鉄道病院皮膚科
pp.97
発行日 1988年1月1日
Published Date 1988/1/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1412203828
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本症候群における血管腫の発現頻度は,進藤ら1)の集計で54例中9例,Nakanishiら2)の統計においても特に記載はなく,通常稀な所見と考えられています.自験例においても,腹部に帽針頭大の老人性血管腫と思われる血管腫を1個認めたのみでした.このため論文中3)には記載しておりません.したがって繁益氏のごとく血管腫の臨床的重要性を強調し過ぎるのも,その発症における興味の点などを別にして,無理があるのではないかと考えます.
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