Japanese
English
原著
リウマチ結節—当教室経験10症例の検討
Rheumatoid Nodules:Review of our 10 cases
荒木 由紀夫
1
,
北村 啓次郎
1
Yukio ARAKI
1
,
Keijiro KITAMURA
1
1慶応義塾大学医学部皮膚科教室
1Department of Dermatology, Keio University School of Medicine
pp.1045-1052
発行日 1980年11月1日
Published Date 1980/11/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1412202327
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昭和41年以後14年間に当教室で経験したリウマチ結節10症例14検体について,臨床及び病理組織学的に検討した.結果の概略は成書の記載に一致したが,1)慢性関節リウマチ(RAと略)以外の膠原病(SLE,MCTD,CRST症候群)においてもRAの際と同様の「リウマチ結節」が発生すること,2)環状肉芽腫様の臨床・組織像を呈する「皮内型リウマチ結節」が存在することの2点を強調した.
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