Japanese
English
原著
片側性母斑性血管拡張症の3例
Unilateral Nevoid Telangiectasia
東 禹彦
1,2
,
岡田 誠慶
1
,
梁瀬 恵子
1
,
速水 誠
1
Nobuhiko HIGASHI
1,2
,
Masayoshi OKADA
1
,
Keiko YANASE
1
,
Makoto HAYAMI
1
1関西医科大学皮膚科学教室
2市立堺病院皮膚科
1Department of Dermatology, Kansai Medical University
pp.983-988
発行日 1979年11月1日
Published Date 1979/11/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1412202139
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14歳ごろより右上肢,右肩,右胸にくも状血管腫様の血管拡張斑を生じていた女性例,23歳,妊娠3ヵ月頃に右上肢にくも状血管腫様の血管拡張斑を生じた例および25歳ごろから右上肢,右背,右胸にくも状血管腫様の血管拡張斑を生じていた男性例の以上3例を片側性母斑性血管拡張症として報告した.本症は潜在性の母斑で,血中エストロジェン濃度の増加により顕在化するものと考えた.
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