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原著
最近6年間の梅毒の推移—姫路赤十字血液センターの梅毒スクリーニングの統計(1971〜1976)
STATISTIC STUDY OF SEROLOGIC TEST FOR SYPHILIS SCREENING OF BLOOD DONORS IN HIMEZI RED CROSS BLOOD CENTER (1971~1976)
小野 公義
1
,
河瀬 正晴
2
Kimiyoshi ONO
1
,
Masaharu KAWASE
2
1姫路赤十字病院皮膚科
2姫路赤十字血液センター
1Department of Dermatology, Himeji Red Cross Hospital
2Himeji Red Cross Blood Center
pp.993-997
発行日 1977年12月1日
Published Date 1977/12/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1412201833
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姫路赤十字血液センターの昭和46年から51年までの6年間の献血者総数176,637名を対象に,ガラス板法とTPHA法によつて行つた梅毒スクリーニングの統計を分析検討した.
6年間の梅毒の流行状況は,なお休止期にあると考えた.梅毒抗体保有率は女性より男性に高く,また高年齢層ほど高率であつた.梅毒抗体保有率は6年間の総計では,1.32%であつた.その他,ガラス板法のBFPについても検討を加えた.
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