Japanese
English
原著
日光蕁麻疹の3例—色螢光ランプによるテスト
THREE CASES OF SOLAR URTICARIA : ANALYSIS WITH COLOR FLUORESCENT LAMPS
入交 敏勝
1
,
佐藤 吉昭
1
,
大川原 脩介
1
,
船橋 俊行
2
Toshikatsu IRIMAJIRI
1
,
Yoshiaki SATOH
1
,
Shusuke OKAWARA
1
,
Toshiyuki FUNABASHI
2
1東京医科歯科大学医学部皮膚科学教室
2虎の門病院皮膚科
1Department of Dermatology, School of Medicine, Tokyo Medical and Dental University
2Department of Dermatology, Toranomon Hospital
pp.947-953
発行日 1976年12月1日
Published Date 1976/12/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1412201666
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18歳女,27歳男,19歳女の日光蕁麻疹3例を報告した.作用波長はそれぞれ400〜470nm,410〜430nm,300〜380nmであり,PK反応は第1例のみ陽性,逆PK反応は全例陰性であつた.作用波長の検索にはmonochromatorと一部色螢光ランプを使用した.色螢光ランプにはランプ固有の波長域以外にも輝線スペクトルが出ているものがあることがわかり,フィルターでこれを除去する必要のあることを述べた.また最近の文献より病型,治療などについて考察した.
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