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連載 皮膚科学に貢献した医学者たち・20
外陰クラウロージス(その2)
Kraurosis vulvae
高橋 吉定
pp.161-166
発行日 1975年2月1日
Published Date 1975/2/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1412201399
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前回において外陰クラウロージスが初めて記載された原著を紹介し,続いて現在のドイツおよびイギリスにおける本症に関する一般的見解を記述した.そして本症が女子にのみ生ずるという初期の考えが変り,現在では男子にも発生することが知られ,陰茎クラウロージスと呼ばれている.今回はアメリカおよびフランスにおける外陰クラウロージスに関する見解を述べるが,もちろん陰茎クラウロージスの論述も含まれる.今回も標題を女子のみに用いられる外陰クラウロージスとしたのは,初めての記載者の命名を尊重して保存したからにほかならない.
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