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綜説
薬疹について
DRUG ERUPTION
山田 実
1
Minoru YAMADA
1
1東京医科歯科大学皮膚科
1Department of Dermatology, Tokyo Medical and Dental University
pp.1061-1068
発行日 1968年10月1日
Published Date 1968/10/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1412200410
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I.はじめに
薬疹と呼ばれる皮膚現象は日常よく経験するところであるし,又最近の医薬の進歩によつて夥しい種類の医薬品が提供され,その使用量も尨大なものがある。これに伴つて薬疹の発生頻度も高まる傾向が見られる。又薬剤の種類の殆んど数えきれない程の増加は薬疹の病態をより複雑なものにしている。
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