疾患と検査値の推移
薬疹
森田 栄伸
1
1島根大学医学部皮膚科
pp.512-520
発行日 2020年5月1日
Published Date 2020/5/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543207991
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Point
●薬剤アレルギーは全身性に投与された薬剤により生じる副作用であり,皮膚・粘膜にみられる症状を薬疹と呼ぶ.
●薬疹は皮膚粘膜症状の表現型により19病型に分類される.
●播種状紅斑丘疹型と多形紅斑型の頻度が高く,スティーヴンス・ジョンソン症候群(SJS),中毒性表皮壊死症(TEN),薬剤性過敏症症候群(DIHS)が重症型である.
●原因薬剤の同定には,詳細な薬歴と病型により薬剤誘発性リンパ球幼若化試験,内服誘発試験,パッチテスト/プリックテストを利用する.
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