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1. ISA is a young powerful academy!
2013年7月21日から26日にかけて,ミュンヘンで「3rd Munich International Summer Academy of Practical Dermatology(ISA)」が開催されました.この学会はミュンヘン大学の主催のもと,2007年,2011年に引き続き,今回が3回目の開催となります.今回の会場は,Rosenheimer platz駅に近接したHolyday Inn Munich-City Centreがメイン会場となっており,一部のプログラムがミュンヘン大学で行われました.ミュンヘン市内の交通網の中心地でありながらも,美しいドイツの街並みに囲まれており,会場の移動の際にはMarien広場を歩くことができ,ミュンヘンの新旧市庁舎や中世の城門,聖Peter教会など歴史的な建造物を堪能することもできました.今回のISAには世界69か国から約800人が参加し,前回は日本からは数名のみの参加でしたが,今回は千葉大学から1名,杏林大学から2名,静岡がんセンターから1名,名古屋市立大学から1名,岡山大学から2名,高知大学から1名,熊本大学から4名,ドイツに留学中の先生方が4名,フランスに留学中の先生が1名と,freshmanから教授まで幅広い世代の計17名が参加しました.私は現在大学院3年生で,昨年徳島で開催された日独皮膚科学会への参加をきっかけに,ぜひISAに参加させていただきたいと熱望し,周囲の皆様の寛大なご配慮により夢が実現致しました.初めての海外の学会のため不安もありましたが,ミュンヘン大学に留学されている荒川明子先生,上田喬士先生のご厚意により,前日から現地入りした日本のメンバーで集まり,かの有名なNeuschwanstein城の観光を通じて,すぐに打ち解けることができました.
この学会の主旨は,若い世代の医師に対する,皮膚科のさまざまな分野における実践的な診断・治療からtopicsなどについての教育となっています.参加者の多くはresidentや若い世代の医師が中心で,そこへ教育者として各分野のexpertの先生方が世界中から集まるという非常に贅沢な環境で,主催されたThomas Ruzicka教授や他のミュンヘン大学の先生方の温かい心配りにより,会場は毎日明るく,活気に満ちた雰囲気でした.
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