Derm.2011
「皮膚科女性医師を考える」を考える
山﨑 修
1
1岡山大学病院皮膚科
pp.145
発行日 2011年4月10日
Published Date 2011/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1412102930
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インパクトのあるタイトルだが,内容は過激なものではない.
皮膚科医となり最初のオーベンは女医さんで,産後復帰されておられたが,丁寧にご指導くださり,次の妊娠中でもつわりがありながら手術標本の切り出しを教えていただいた記憶がある.次のオーベンはばりばり独身の女医さんで,何でもまずは一人でさせていただき,その後細かく厳しくご指導くださった.その後の研修施設や大学病院でも女医さんとミットを組むことも多く,結婚や妊娠期に遭遇した.前任地でも退官前の女性医長がおられ,アレルギーについて熱くご指導くださった.このようなキャリアは珍しくもなんともないでしょう.そして今,隣に青山裕美先生がおられる.良き先輩,後輩の女性に囲まれ仕事をさせてもらっている.
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