Japanese
English
症例報告
週1回イミキモドクリーム外用が著効した小児の肛囲尖圭コンジローマの1例
A case of anogenital condyloma in a child treated successfully with weekly application of topical imiquimod cream
朝倉 麻紀子
1
,
﨑元 和子
1
,
三浦 宏之
1
Makiko ASAKURA
1
,
Kazuko SAKIMOTO
1
,
Hiroyuki MIURA
1
1近畿中央病院皮膚科
1Department of Dermatology,Kinki Central Hospital,Itami,Japan
キーワード:
イミキモド
,
尖圭コンジローマ
,
小児
Keyword:
イミキモド
,
尖圭コンジローマ
,
小児
pp.358-360
発行日 2011年4月1日
Published Date 2011/4/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1412102869
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要約 3歳,女児.肛囲尖圭コンジローマに対し,イミキモドクリーム外用が有効であった1例を報告した.生後6か月頃から肛門周囲に丘疹を認め,近医皮膚科で尖圭コンジローマと診断された.自然消退を待って放置していたが,徐々に増大したため当科を受診した.冷凍凝固療法は疼痛が強く施行不可能であったため,5%イミキモドクリーム週1回外用で治療開始した.3週間で副作用の出現なく丘疹の消退を認め,外用終了後6か月間経過するが再発は認めていない.
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