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特集 最近のトピックス2007 Clinical Dermatology 2007
2. 皮膚疾患の病態
抗核抗体の意義
Significance of antinuclear antibody
小川 文秀
1
,
小村 一浩
1
,
佐藤 伸一
1
Fumihide OGAWA
1
,
Kazuhiro KOMURA
1
,
Shinichi SATO
1
1長崎大学大学院医歯薬学総合研究科皮膚病態学分野
1Department of Dermatology, Nagasaki University Graduate School of Biomedical Sciences, Nagasaki, Japan
キーワード:
抗RNAポリメラーゼ抗体
,
抗アミノアシルtRNA合成酵素抗体
,
抗Th/To抗体
,
抗U3RNP抗体
,
抗Mi-2抗体
,
抗CADM-140抗体
Keyword:
抗RNAポリメラーゼ抗体
,
抗アミノアシルtRNA合成酵素抗体
,
抗Th/To抗体
,
抗U3RNP抗体
,
抗Mi-2抗体
,
抗CADM-140抗体
pp.46-49
発行日 2007年4月10日
Published Date 2007/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1412101617
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要約 抗核抗体の同定は,膠原病の病型・分類,活動性の評価・予後の推定など臨床上有用である.その同定は一般的には蛍光抗体間接法やELISA法にて行われる.しかし,これらの方法では同定できないものの,臨床的に重要な抗核抗体は多数存在する.これらの抗核抗体は特殊な方法である免疫沈降法でしか検出できないものの,その臨床的特徴を知っておけばその存在を推定できることも多い.本稿ではそれらの抗体の臨床的な特徴について概説する.
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