図解病態のしくみ
抗核抗体と疾患3 抗核抗体の意義—SLEをめぐって
本間 光夫
1
,
東條 毅
1
,
秋月 正史
1
,
宮地 清光
1
1慶大内科
pp.1340-1341
発行日 1974年10月10日
Published Date 1974/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402205627
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沈降抗体
組織エキスとSLE血清との反応が,最初に報告されたのは寒天拡散法による沈降反応であった.当時は,かかる抗原の生化学的分析が行われなかったばかりでなく,免疫反応と臨床状態との関係についてもほとんど注意が払われていなかった.しかし,かかる免疫系の1つであるSm抗原の研究がその端緒となって急速に研究が進歩した.
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