Japanese
English
治療
掌蹠・腋窩多汗症に対する水道水イオントフォレーシスによる入院短期集中治療の検討
Examination of short-term intensive hospital treatment of palmoplantar and axillary hyperhidrosis by tap water iontophoresis
後藤 一美
1
,
丸山 友裕
1
Kazuri GOTO
1
,
Tomohiro MARUYAMA
1
1済生会新潟第二病院皮膚科
1Division of Dermatology,Niigata Daini Hospital
キーワード:
掌蹠・腋窩多汗症
,
水道水イオントフォレーシス
Keyword:
掌蹠・腋窩多汗症
,
水道水イオントフォレーシス
pp.1131-1133
発行日 2003年11月1日
Published Date 2003/11/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1412101410
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掌蹠・腋窩多汗症患者10例に対して,入院の上,水道水イオントフォレーシスを行った.治療期間は約2週間,治療時間は各10~20分,1日1~3回連日施行した.効果判定は患者の自己評価に基づいて行った.手掌では,10例中著効6例,有効2例,やや有効2例,足底では,7例中著効1例,有効4例,やや有効2例,腋窩では,3例中著効2例,やや有効1例であった.また,各部位の全対象患者において無効例は認められず,本療法の有用性が示唆された.
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