連載
アメリカで皮膚科医になって(11)―From Japan to America:American Life as a Physician-Scientist
小塚 雄民
1
1日野クリニック皮膚科・アレルギー科
pp.862-863
発行日 2006年8月1日
Published Date 2006/8/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1412101015
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2006年3月サンフランシスコで開催された米国皮膚科学会(American Academy of Dermatology)に参加した後,コロラド大学を訪問する機会を得た.そこで藤田真由美先生のご厚意により,コロラド大学皮膚科でアメリカの皮膚科臨床を見学させていただいた.
筆者は毎月3~4誌の英文雑誌の抄読会を有志の方々と行うとともに,米国皮膚科学会に3年間参加し,講演・ポスター展示,数百に及ぶ企業展示を詳細に検討している.その結果,医薬品の日米格差を感じていたが,今回の見学でさらに強く感じるようになったので,この機に日本の皮膚科医からみた,医薬品の日米格差について述べてみたい.
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