Japanese
English
症例報告
手指アミロイドーシス―melanomain situとの鑑別を要した1例
A case of finger amyloidosis presenting features of melanoma in situ
長阪 晶子
1
,
島田 眞路
1
Akiko NAGASAKA
1
,
Shinji SHIMADA
1
1山梨大学医学部皮膚科学教室
1Depertment of Dermatology,University of Yamanashi
キーワード:
皮膚限局性アミロイドーシス
,
手指
,
melanoma in situ
Keyword:
皮膚限局性アミロイドーシス
,
手指
,
melanoma in situ
pp.1022-1024
発行日 2004年11月1日
Published Date 2004/11/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1412100849
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52歳,男性.初診約4年前より,左示指の摩擦部位に自覚症状のない淡い灰褐色斑が出現し色調が濃くなるとともに徐々に拡大した.臨床的にmelanoma in situなどを疑ったが,病理組織像にて真皮乳頭層に限局してアミロイド集塊が認められ,皮膚限局性アミロイドーシスと診断した.現在までに自験例のような皮疹を認めた症例の報告はなかったため,手指アミロイドーシスとして報告する.
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