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特集 最近のトピックス 2006 Clinical Dermatology 2006
5. 皮膚科医のための臨床トピックス
経皮ペプチド免疫療法―ベンチサイドからベッドサイドへ
Percutaneous peptide immunization
瀧川 雅浩
1
Masahiro TAKIGAWA
1
1浜松医科大学皮膚科学教室
1Department of Dermatology,Hamamatsu University School of Medicine
キーワード:
経皮ペプチド免疫療法
,
Langerhans細胞
,
角層剝離
,
細胞障害性T細胞
Keyword:
経皮ペプチド免疫療法
,
Langerhans細胞
,
角層剝離
,
細胞障害性T細胞
pp.148-151
発行日 2006年4月1日
Published Date 2006/4/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1412100608
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要約 経皮ペプチド免疫療法は強力な抗原提示細胞であるLangerhans細胞を利用した新しいコンセプトに基づく免疫療法である.角層剝離によりLangerhans細胞は活性化され,その部位に抗原特異的ペプチドを塗布することにより,所属リンパ節,脾臓に細胞障害性T細胞(CTL)が誘導される.したがって,経皮ペプチド免疫療法は感染症の予防や癌の治療に有効と考えられる.
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