Japanese
English
症例報告
右下肢先天性皮膚欠損症の1例
A case of aplasia cutis congenita on the leg
寺内 雅美
1
,
中束 和彦
1
Masami TERAUCHI
1
,
Kazuhiko NAKATSUKA
1
1沼津市立病院形成外科
1Department of Plastic and Reconstructive Surgery,Numazu Municipal Hospital
キーワード:
先天性表皮欠損症(ACC)
,
下肢
,
保存的療法
Keyword:
先天性表皮欠損症(ACC)
,
下肢
,
保存的療法
pp.124-126
発行日 2006年2月1日
Published Date 2006/2/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1412100507
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要約 生後6日目,男児.出生時より右下腿前面に皮膚欠損がみられた.欠損部には水疱を認めず境界明瞭な暗赤色の薄い膜様組織に被覆されていた.先天性表皮欠損症と診断し,保存的に処置を行ったところ,25日目に上皮化した.以後経過観察を行っているが,瘢痕は目立たなくなり拘縮も出現していない.近年の創傷治療に関する進歩を考慮し,幼若期の皮膚障害は保存的療法が推奨される.
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