Japanese
English
特集 達人にきく! 厄介なめまいへの対応法
診断のつかない難治性めまいへの対応—持続性知覚性姿勢誘発めまいを念頭において
A case of persistent postural-perceptual dizziness(PPPD)
江上 直也
1
Naoya Egami
1
1江上耳鼻咽喉科・めまいクリニック
キーワード:
持続性知覚性姿勢誘発めまい
,
PPPD
,
慢性めまい
,
機能性疾患
,
SSRI
Keyword:
持続性知覚性姿勢誘発めまい
,
PPPD
,
慢性めまい
,
機能性疾患
,
SSRI
pp.804-808
発行日 2023年9月20日
Published Date 2023/9/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1411203474
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
- 参考文献 Reference
POINT
●持続性知覚性姿勢誘発めまい(persistent postural-perceptual dizziness:PPPD)は慢性めまいを代表する新しい疾患概念である。
●何らかの急性平衡障害に続発する機能性疾患である。
●立位姿勢・歩行時,能動的あるいは受動的な体動時,動くものや複雑な視覚パターンを見たときに増悪するという特徴がある。
●過度な視覚依存,体性感覚依存による平衡維持の重みづけの異常と考えられている。
Copyright © 2023, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.